住宅ローンって、1か月でも返済が遅れると競売にかかると言われていますが、今はそこまでシビアでもないことが多いそうです。
これはもちろん借り入れをしている銀行の判断にもよるのですが、現在の景気では住宅ローンが払えない人が多い、銀行としても払えないからといってすぐに担保物件を競売にかけてしまうと、住宅ローンとして貸し出していたお金を回収することがほぼ不可能になってしまいますので、少々待つことも多くなっているのです。
しかし住宅ローンが一度払えない状態になった人が、住宅ローンの滞納をクリアして返済を続けることはなかなか難しいと言われていますし、住宅ローンがいったん払えない状態になったのであれば、競売になるのを待つのではなく、まず住宅を手放すことを検討するのがいいと思います。
よく競売にかかる時に、任意売却といって住宅を自分たちの手で処分しようとする人もいるのですが、競売までの時間が少なくて、なかなか成果を上げることができません。
であれば、もう返済が難しくなった段階で住宅ローンのある物件を任意売却できるように、行動するのが一番いいのだと思います。